朝起きると顎が痛い・疲れが取れない|歯ぎしり・食いしばりへの対策

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朝起きると顎が痛い・疲れが取れない|歯ぎしり・食いしばりへの対策

朝起きると顎が痛い・疲れが取れない|歯ぎしり・食いしばりへの対策|武蔵小金井駅徒歩2分の歯医者・歯科「クオーレ歯科クリニック」

こんにちは。「クオーレ歯科クリニック」院長の山田 拓です。

「朝スッキリ起きられない」「起きた瞬間に顎の周りが重だるい」「虫歯はないはずなのに、なぜか奥歯が痛む」
当院には、このような原因不明の不調を抱えてご相談に来られる患者さんが数多くいらっしゃいます。内科や整形外科を受診しても特に異常が見つからず、長年悩まされているというケースも珍しくありません。

実は、こうした朝の不調や顎の痛みの裏には、睡眠中の「歯ぎしり」や「食いしばり」が隠れていることが非常に多いのです。眠っている間のことなのでご自身では気づきにくく、ご家族に指摘されて初めて自覚したという方もいらっしゃいます。

この記事では、無意識の歯ぎしりや食いしばりがお口や全身にどのような影響を及ぼすのかを紐解き、歯科医院でできる効果的なアプローチや、日常生活で気をつけていただきたいポイントについて詳しく解説していきます。顎の不調や原因不明の疲れにお悩みの方が、快適な毎日を取り戻すためのヒントになれば幸いです。

 

目次

 

1. なぜ朝起きると顎が痛いのか?隠れた原因とは

朝起きたときの顎の痛みや疲労感は、夜間に顎の筋肉が過度に働き続けているサインです。その主な原因が「歯ぎしり(ブラキシズム)」や「食いしばり(クレンチング)」です。

睡眠中の「無意識の力」の恐ろしさ

食事の際に噛む力は、ご自身の体重と同じくらいだと言われています。しかし、睡眠中の無意識下で行われる歯ぎしりや食いしばりでは、脳のストッパーが外れるため、体重の2倍から3倍(およそ100kg前後)もの凄まじい力が顎や歯にかかるとされています。
これほど強い力で一晩中筋肉を緊張させ、歯をこすり合わせたり噛み締めたりしていれば、朝起きた時に顎が痛くなったり、疲労感が抜けなかったりするのは当然のことと言えます。まるで、寝ている間に顎の筋肉の激しい筋トレを行っているような状態なのです。

 

2. 歯ぎしり・食いしばりが引き起こす深刻な悪影響

こうした強い力は、単なる顎の疲れにとどまらず、お口の中や全身に様々なトラブルを引き起こします。

歯がすり減る・欠ける・しみる(知覚過敏)

過度な力がかかり続けると、歯の表面を覆っている硬いエナメル質が削れて平らになってしまったり、細かい亀裂(マイクロクラック)が入ったりします。そこから冷たいものがしみる「知覚過敏」が引き起こされるケースが非常に多く見られます。
さらに進行すると、せっかく治療したセラミックなどの被せ物が割れてしまったり、最悪の場合はご自身の健康な歯の根っこが縦に割れてしまい(歯根破折)、抜歯を余儀なくされることもあります。歯ぎしりは、虫歯や歯周病と並んで歯を失う大きなリスク要因なのです。

顎関節症や慢性的な肩こり・頭痛の引き金に

顎の関節に負担がかかり続けることで、「口を大きく開けられない」「顎を動かすとカクカク音がする」「噛むと顎の関節が痛い」といった「顎関節症(がくかんせつしょう)」を発症しやすくなります。
また、顎の筋肉は首や肩、頭の筋肉と連動して動いています。顎の筋肉が過度に緊張して硬直すると、周囲の血流も悪くなり、慢性的な肩こりや偏頭痛、首の痛みを引き起こす原因にもなります。

 

3. 歯科医院でできる効果的な対策「ナイトガード」

睡眠中の歯ぎしりや食いしばりは無意識に行われるため、自力で止めることはほぼ不可能です。そこで、お口と全身へのダメージを防ぐために歯科医院でご提案しているのが、専用のマウスピースの作成です。

マウスピース(ナイトガード)の役割と効果

就寝時に「ナイトガード」と呼ばれる透明な樹脂製のマウスピースを装着していただきます。
ナイトガードを装着することで、上下の歯が直接こすれ合うのを防ぎ、歯がすり減ったり割れたりするのを物理的に保護します。また、噛み締めたときの力をマウスピース全体に分散させるクッションのような働きがあり、顎の関節や筋肉にかかる負担を大幅に軽減することができます。
「マウスピースをつけて寝るだけで、朝の顎のだるさや頭痛が嘘のように軽くなった」と喜ばれる患者さんも数多くいらっしゃいます。

保険適用で手軽に始められるアプローチ

歯科医院で作成するナイトガードは、患者さんのお口の型取りを行い、一人ひとりの噛み合わせにぴったり合わせて精密に作成します。市販のお湯で柔らかくして合わせるタイプのものとは異なり、違和感が少なく、外れにくいのが特徴です。
また、歯ぎしりや食いしばりによる症状の改善を目的とする場合、健康保険が適用されることがほとんどです。費用負担を抑えて効果的な対策が始められますので、まずは一度ご相談いただくことをお勧めします。

 

4. 日常生活で意識したいセルフケアのポイント

歯科医院での対策と併せて、ご自身で意識していただくことで症状を和らげるポイントがあります。

日中の「食いしばり(TCH)」に気づくこと

歯ぎしりや食いしばりは夜間だけでなく、日中起きている時にも無意識に行っている方がいます。これを「TCH(歯列接触癖)」と呼びます。
本来、リラックスしている状態では、上下の歯は数ミリ離れているのが正常です。しかし、パソコン作業やスマホを見ている時、家事に集中している時などに、無意識に上下の歯をくっつけたり、軽く噛み締めたりしていませんか?
まずはご自身の癖に「気づく」ことが第一歩です。ふと気づいた時に「歯を離してリラックスする」ことを心がけるだけでも、顎の筋肉の緊張はかなり和らぎます。

ストレスコントロールとリラックスの重要性

歯ぎしりや食いしばりの根本的な原因の一つに、精神的なストレスや疲労の蓄積があると考えられています。
就寝前にぬるめのお湯にゆっくり浸かる、スマートフォンやパソコンの画面を見るのを控える、軽いストレッチで首や肩の筋肉をほぐすなど、心身をリラックスさせてから眠りにつく習慣を取り入れてみてください。質の良い睡眠をとることが、結果的に無意識の食いしばりを減らすことにつながります。

 

5. まとめ ─ 顎の不調や歯ぎしりでお悩みの方へ

朝起きたときの顎の痛みや原因不明の疲れは、「もっと歯や体を休ませて」というご自身からのSOSのサインかもしれません。放置してしまうと、大切な歯を失ってしまったり、慢性的な痛みに悩まされたりする恐れがあります。

「もしかして自分も食いしばっているかも?」「家族に歯ぎしりを指摘された」と思い当たる節がありましたら、決して一人で悩まずに、お早めに私たちプロフェッショナルにご相談ください。
現在の歯のすり減り具合や顎の関節の状態を丁寧にチェックし、あなたに最適な対策をご提案させていただきます。

武蔵小金井で歯ぎしり・食いしばり対策やナイトガード(マウスピース)作成についてのご相談なら、クオーレ歯科クリニックへお任せください。
患者さんが毎日をすこやかに、そして快適な朝を迎えられるよう、スタッフ一同しっかりとサポートさせていただきます。

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監修者情報

山田 拓|武蔵小金井駅徒歩2分の歯医者・歯科「クオーレ歯科クリニック」

医療法人社団 CUORE クオーレ歯科クリニック 理事長
山田 拓

神奈川歯科大学を卒業後、千葉県、都内、神奈川県で経験を積み武蔵小金井で開業。
日本歯周病学会、国際インプラント学会、国際口腔インプラント学会に所属し、予防歯科をはじめ一般歯科、審美歯科(セラミック/ホワイトニング)、インプラントを得意としている。患者様がご自分の歯で快適に過ごせるよう、「できるだけ抜かない・削らない治療」を実践し、患者様のクオリティオブライフの向上に貢献。

経歴

所属学会